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パロディするためにも借りてきた映画に、仲の良い友人と意見交わしながら見たのもあって、思わず滾ってしまったので吐きだし



ラウルって結構乱暴ですよね。
奇形児だとか見世物にされてたとか過去を知っても声高に殺せ!殺せ!って言ってるもんなあ。
まあ初恋?の幼馴染に出会って想い通じ合って、頭の中お花畑になってた気持ちもわかるけれども。
正直向こうの思考としていきなり殺せ!ってなるのは仕方がないかなとも思うのだけれども。

それに、恋人に付きまとう人殺しのストーカーと考えたらわからないでもないなーなんて。
いや、もう私完全にファントム大好きだからそう思うだけで、ただ粗筋だけ聞いたら多分うわっきもっ!屠れ!って思うかも、しれない。


などと考えつつ、四季で感じたことと映画で感じたことの違いについて。
あくまでも私や友人が感じたことなので解釈は沢山あるとは思いますけれども。
そして思い出した順番に書き出してるのでごちゃごちゃ。

四季では最後、独りになったファントムの耳に、クリスティーヌとラウルの愛を確かめ合う歌が聞こえてくるだけで、取り残された怪人の孤独感ややるせなさだけがあり、二人が愛の絆の固さを見せつけ?てる感じで嫌だなあと思ったんだけど。
映画では去ってゆく二人の姿を見ることができるんですね。ラウルは前をただ見据えて いるのですが、クリスティーヌは何度も振り返ります。それがラウルと歌ってはいるもののファントムへ向けて歌っているような感じなのです。

クリスティーヌが指輪をファントムに渡すシーンも、友達は舞台で観た時は「あなたの気持ちに応えられないから返す」、と解釈したらしいけれども、映画だとクリスティーヌからファントムへあげなおすように見えたと。

そして、初めてファントムがクリスティーヌを地下世界へ誘い、朝を迎え彼を探しに歩き出した時にね、後ろからの蝋燭の明かりで白いドレス?が透けて身体のラインが見えてそれがとてもえろいというか、扇情的というか、色気があってどきっとします。


やー、基本的には情緒不安定なんですけどね!
母親に見世物小屋に売られて虐げられ無理矢理素顔を暴かれ笑い者にされてきた彼がさ!?マダムジリーに助けられてオペラ座で過ごしてきた時間とか考えるとさ!感情をコントロールできない以前にそこまで感情が揺れ動かされることがなかったんだと思うんだよ!
だから本人もどうすればいいかわからなかったんじゃないかな。

初めて仮面を剥がされた時も呪いの言葉を吐きながらも美しいものに惹かれると言っているし、彼女を舞台の主役にしようとする。
その後もラウルと愛を歌うシーンでも同じような流れになるし、墓場のシーンでも宣戦布告と言いながら結局連れ去る。


そうそう、舞台では見世物小屋にいたけどある日姿を消したとしか語られないんだけど、映画ではその見世物小屋のシーンがあったのがよかった。
悪魔の落とし子として檻に入れられ麻袋の覆面を被り顔を隠しているんだけど、調教師?が彼を手酷く殴りつけて無理矢理覆面を剥ぎ取り、それらを見る客は指差してげらげら笑うだけ。
そんな中まだ幼かったマダムジリーは笑うことはなく、ファントムがその調教師を殺すのを見ても警察に捕まる前にと逃がしてやるんだよね。
ファントムの凄惨な過去が色濃く出てるので尚同情が湧いてきます。


ちょっとクリスティーヌにもやっとするかもしれないけど、幼い頃から死んだ父(が寄越してくれた音楽の天使)と思い毎日耳にし心の支えにして身体に満ちていた声に抗えない想いと、大人になって再会した(多分)初恋の人との間で揺れ動いてるのだと思えば、すんなりと見れるかなー。

二回目に仮面剥ぎ取るのもなんでや!って友達に言われたけど、その身体を支配する歌声に陶酔し側にいたいと思う気持ちと、愛するラウルがいるということを考えて葛藤するうち、ファントムの人殺しである醜い顔を見ることで振り切ろうとしたのではないかな、と私は思いました。

映画で残念だったのは、その二回目の仮面剥ぎ取る前のファントムとクリスティーヌの歌うシーンがあまり触れ合わなかったこと!
四季のだとクリスティーヌが背後から抱きしめたり身体に手を滑らせたりして、歌の内容も合まってファントムがあっあっあって動揺して身体跳ねらすのが可愛かったのに!



うん、でもともかく、やはりラストの去りゆくクリスティーヌがラウルとの愛の歌を、本当はファントムへ向けて歌っていたのではないか?というシーンがとても良くて、これの有る無しによって後味というか印象がかなり変わりました。
私ファントムとくっついてほしい派で、パロするなら絶対ファントムとくっつくラストにする!と思っていたけど、あのラストならそのままでも全然いいわ!どこかで繋がってる二人!


そうそれとねー、ファントムのオルゴールもなんで仮面舞踏会の曲なんだろうな、別にクリスティーヌとの思い出が詰まってるわけでもなしにって思ったんだけど、歌詞の内容が彼を表しているというか、彼に当てはまるのだなあと。
四季は曲流れただけだからさ。映画はちょこっとだけ歌うんだ。
それに歌詞自体、四季のと映画字幕では違うんですよね。
日本語歌詞と、日本語訳歌詞は似て非なるものだから内容全く違うのはしょうがないんだけども。
それもあって歌わずに曲だけ流したのかな?



そうそう、25周年のロンドン公演のDVDもあってそれも見たました。
やはりミュージカルなので四季とそう違わないのですが、違う点としてはクリスティーヌのファントムへの抵抗が激しいことですね。
嫌悪感や恐れが露骨に見えていて、だからラストのキスシーンや歌いながら振り返るシーンに首を傾げてしまいました。

個人的に1番盛り上がったのは、ミュージカル終了後にキャストの方々や脚本書いた方が出てきた辺りですね。
ロンドンで初クリスティーヌやった人や、シドニー?公演で初ファントムやった人とかも出てくるんですがが、初代クリスティーヌを囲んで五人のファントムが歌ってて、凄い、羨ましい!!
そして、そのイベントも終わり最後の最後にファントムがお辞儀をしていたら、後ろから無邪気に抱きつくクリスティーヌ!そんなクリスティーヌを笑顔でお姫様抱っこして去るファントム!!!!かわいい!!!!
と大変興奮してしまいました



すっかりオペラ座の怪人そのものにはまってしまいそうです。
Twitterに吐き出した内容なので文章だいぶアレなのは見逃してください……。
書きたい欲は高まる一方ですが、忙しくてじっくり見れなかった上、10日から東京に二泊三日するのでしばらくは書けないんだろうな(その後も飲み会やらお泊り同窓会やら甥のお遊戯会やらあるし)
なので、拍手などのお返事も遅れると思います。
ティムバ展見に行って妖怪散歩巡りしてアキバでパプワくんプライズ取るんだ!クレーンゲーム滅多にしないから取れないと思うけど!!

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